2021年1月19日火曜日

わたしがホトケノザ



 コロナ禍でなんだか気がめいってしまいそうだけど、

足元にはかわいい花が咲いていました。

幸せはすぐ近くにあるのかしら。

今日はこの植物を紹介します。


これはホトケノザといいます。

「あ、ホトケノザって、あの春の七草の…。こないだ七草、覚えたし。」って思われた方いらっしゃるかもしれませんね。

実は、春の七草に出てくるホトケノザは、

キク科のコオニタビラコの事で、

ホントのホトケノザは、こちらです。


葉っぱの形が仏さまが座る台座のようだと、このような名前になりました。


花をよく見るととてもかわいいです。

咲いているのと咲いていないの。

咲いていないのは、

つぼみのまま結実する閉鎖花(へいさか)、

開かないタイプの花です。

こうすれば、花粉を運んでもらわなくても受粉出来ます。

咲いて虫が来るのをまち、受粉するタイプと

虫の来ないときにも、自ら受粉するタイプと

二つの戦略をあわせもつホトケノザ、

なんとも賢いと思いませんか?


今日も自然は偉大だなあと思ったのでした。




(おまけ オオイヌノフグリ)