2021年1月31日日曜日

寒い朝の「里の家」周辺

天気予報によると、今日の最低気温は0℃。 
里の家では、もう少し気温が低くなっていたように思われます。 
そんな日の朝の里の家周辺を写真に撮ってみました。        
       
駐車場、BBQ場、畑など、至る所で霜柱が見られました。麦畑や菜の花畑でも霜柱がいっぱい。それでも、麦や菜の花は寒さに負けず、元気に育ってくれています。
麦畑の霜柱
菜の花畑の霜柱


沼地は一面氷が張っていました。
太陽に当たって、少しずつ溶け始めているという状況です。

薄い氷が張っています

また、今日は雪を被った富士山もスッキリ見えていました。
空気が冷たく澄んでいるからなのでしょうね。
富士見の丘から
北門近くから


こんな寒い朝だからこそ、見られる景観の数々。
ちょっと早起きをして、里山散策をしてみてはいかがでしょうか?
なお、駐車場のご利用は朝9時からとなっています。
       






 


2021年1月28日木曜日

クビキリギス 


今日は一段と寒いですね。

虫たちは冬どうしているのかなって思いませんか?

先日の少し暖かかった日に
里の家の前で クビキリギスを見つけました。
寒いからでしょうね、カメラを近づけて撮影しても、じっとしていました。


クビキリギスは、見てのとおりバッタの仲間(広い意味で)です。
その多くは、卵で越冬しますが、いくつかは幼虫や成虫で越冬します。
クビキリギスは、成虫越冬する種になります。

クビキリギスは、体色が緑色、褐色、赤色といろいろなタイプがあり、
この子は緑色型ですね。
春になると、夜「ジーーーー」と大きな声で鳴きます。
よく似た種にクサキリがいますが、こちらは卵で越冬します。

このクビキリギス、噛まれると血が出るほど あごが強いので、要注意です。
この写真では見えませんが、口のほう(大あご)は赤くなっています。
そして頭はしゅっととがっています。
冬は落ち葉などの下にじっと隠れていることが多いのですが、
先日はちょっと暖かかったので出てきたのかしら。

クビキリギスくん、会えてよかったよ。
がんばって冬を越してね。


おまけ
同じく成虫越冬するチョウ
ウラギンシジミ












2021年1月27日水曜日

富士山 雪化粧



今日は少し暖かいですね。

今朝、真っ白に雪化粧した富士山が見れました!!!

この冬は例年より雪が少ないのかなと心配していましたが、

美しい富士山に嬉しくなりました。

なんとも雄大ですね。

 

この写真は里山公園 里の家近くから撮ったもの。

シジュウカラ




今日はシジュウカラを紹介します。
その特徴は、なんといってもネクタイのような胸の黒い模様。
頭が黒く、ほほが白いのも目立ちます。
写真ではわかりにくいですが、背の上の方が黄緑色をしています。
大きさはスズメくらい。
比較的身近に見られる鳥です。

 

くちばしが少し開いていますね。
なにか見つけたかな。
シジュウカラは雑食性です。
虫や木の実、カマキリの卵も食べるのだとか。
食べ物が少ない冬もがんばってね。


何羽かいっしょにいます。

普段は何気なく通り過ぎてしまうようなところでも、
観察しながら歩くと楽しいですよ。


おまけ  ツグミ



2021年1月23日土曜日

ツグミ




巡回中にツグミさんに出会いました。

両足をそろえてぴょんぴょんと数歩あるき、

胸をそらした姿勢で制止します。

虫を探しているのかしら。

ちょっと写真を撮らして下さいと追いかけましたが、
行ってしまわれました。

ツグミは、10月ごろシベリアから大群で渡ってくる冬鳥です。
日本につくと群れを解いて、田畑や低い山の林に散らばって生息し、
3~5月ごろ、再び群れて北上していきます。
大群で渡ってくるため、全国で見られる比較的身近な鳥です。

特徴は、茶色の体色、眉毛のような白ライン、胸のまだら模様です。
大きさはスズメより大きく、ハトより小さいです。

ツグミという名前は、
日本国内ではほとんど鳴く様子を見られないことから、
口をつぐむの意味で「ツグミ」と呼ばれるようになったとか。

そんなツグミさんの鳴き声が聞きたいな。
 





ニホンズイセンが咲いています


ここは里山公園の栗の木広場からちょっと階段を上がったところ。

ニホンズイセンが咲いています。

純白に 盃状の中央の黄色。
凛としたその美しさが目をひきます。





以前、スイセンの葉をニラと間違えて食し
中毒を起こしたニュースがありましたが、
スイセンは茎葉、球根など全草が有毒です。



ニホンズイセンと言いながら、
原産は地中海のほうで、古くに中国から渡来したそうです。
スイセンという呼び名は、中国での呼び名「水仙」から。
その由来は、水辺に咲く美しい姿を仙人にたとえたものだそうです。

学名は Narcissus tazetta var. chinensis
その花言葉は「自己愛」。
自己愛??? その理由を調べてみました。

ギリシャ神話に、美少年のナルキッソスが水面に映った自分の顔に恋し
そのまま花になったという話があります。その花が水仙です。
水仙は学名「ナルシッサス」と呼ばれています。
ギリシャ神話に出てくる美少年ナルキッソスはたくさんの女性からの求愛を断り続け、
復讐の女神ネメシスによって「自分自身を愛する」のろいをかけられてしまいます。
ナルキッソスがある日水を飲もうと泉に顔を近づけたとき、
水面に写る美少年(自分)に恋をしてしまいます。
ナルキッソスはそのまま動くことも出来なくなり、
ひたすら自分の姿に見とれ続けるようになりました。
やがてナルキッソスの姿は消え、
そこには水面に写る姿を見つめるように咲く一輪の水仙が残るばかりでした。
ナルキッソスはナルシストの語源になっています。   

    

花とその花にまつわる話、いろいろ調べてみると楽しいですよ。

 

菜の花が咲いてきました!!

里の家南側に位置する菜の花畑で、菜の花が開花してきました。

霜の被害にあっても、なんとか耐えて咲こうとしている花たちです。 

大寒ではありますが、確実に春は近付いているんですね。

ひと足早い、春の彩をお楽しみください。


なお、窪地に植えられた菜の花は、霜の被害によって開花を断念せざるを得ない状況となっています。

ご了承ください。



2021年1月19日火曜日

モズ


 
冬は鳥の観察に適した季節です。
木々の葉が落ちて、見つけやすいから。
公園に、鳥を観察しに来られる方も多いですね。


ずっと、鳥の紹介をしたいなと思っていましたが、
なかなかいい写真が撮れません。
オレンジのジャンパーを着ていると、逃げていく鳥の多いこと。
望遠のカメラが欲しい今日この頃。
私事ですみません。

話を戻して、
この鳥はモズ(百舌)です。
オスです。

様々な鳥の鳴きまねをすることが和名の由来です。
獲物をとがった枝に串刺しにする「はやにえ」の習性があります。

オスは、
目の所が黒く、頭が赤茶色です。おなかは橙色、背中は灰色。風切りは黒い。
比較的開けたところにいます。
メスは、写真がありませんが、
目の所が黒ではなく、褐色。おなかにうろこ模様があり、
かわいらしい感じです。

 

里山公園にはたくさんの生き物がいます。

これからも、出来る限り、いろんな生き物を紹介していきますね。 








 

わたしがホトケノザ



 コロナ禍でなんだか気がめいってしまいそうだけど、

足元にはかわいい花が咲いていました。

幸せはすぐ近くにあるのかしら。

今日はこの植物を紹介します。


これはホトケノザといいます。

「あ、ホトケノザって、あの春の七草の…。こないだ七草、覚えたし。」って思われた方いらっしゃるかもしれませんね。

実は、春の七草に出てくるホトケノザは、

キク科のコオニタビラコの事で、

ホントのホトケノザは、こちらです。


葉っぱの形が仏さまが座る台座のようだと、このような名前になりました。


花をよく見るととてもかわいいです。

咲いているのと咲いていないの。

咲いていないのは、

つぼみのまま結実する閉鎖花(へいさか)、

開かないタイプの花です。

こうすれば、花粉を運んでもらわなくても受粉出来ます。

咲いて虫が来るのをまち、受粉するタイプと

虫の来ないときにも、自ら受粉するタイプと

二つの戦略をあわせもつホトケノザ、

なんとも賢いと思いませんか?


今日も自然は偉大だなあと思ったのでした。




(おまけ オオイヌノフグリ)





希望の虹をかけました



今日、2時半に 虹がかかりました。



察しのいい方は、ホースの水でしょって分かったかしら。
太陽の光を背に水まきをすると
虹がかかって見えます。

皆様の健康を祈願して。。。



 

2021年1月12日火曜日

今朝のシモバシラ

 今朝の谷の家の上空は、曇っていて少し風が吹いていました。

氷の結晶は、5㎝弱で数も少なく午前9時過ぎには溶けかけていました。


         

今にも壊れそうですが、層になった結晶を色々な角度から楽しませてくれました。




2021年1月11日月曜日

1月11日 こんな形の氷晶が?!

 今朝も厳しい冷え込み。「シモバシラ」の根元全体に7~8㎝程着氷しました。



 その中に、蓮の花のような形をした氷晶が見られました。

 氷晶の形は、茎の水分量や気温・湿度・風などの様々な自然条件が重なって出現するので、まさに千差万別、世界に一つだけの氷の華ですね。

2021年1月10日日曜日

とっても寒い朝

 今朝のシモバシラは、冷え込んだこともあり

昼になっても融ける事がなく、きれいな結晶を見せてくれました。

撮影午前10時頃


よく見ると綺麗な層になってます。


            先がツン!とした形もあり面白いです。







2021年1月9日土曜日

1月8日 9日 「シモバシラ」の着氷

 強い寒波に覆われ、8日 9日とも、谷の家の「シモバシラ」にしっかりとした氷晶が

できました。

高さは10㎝程度ですが、日中もあまり気温が上がらず、午後まで氷が残っていました。



1月8日 10時半頃撮影





   

      1月9日 9時頃 株の真上から撮影





2021年1月5日火曜日

2021年 1月4日 5日 「シモバシラ」の着氷

 明けましておめでとうございます。

 谷の家の花壇のシモバシラ(シソ科)は、昨年末からの着氷によって、茎の表皮がだいぶ剥がれてきましたが、年明けもこのような氷の結晶がみられました。

               2021年1月4日 撮影

 

         




          
       
       2021年1月5日 撮影