昨日の夕方、里山公園 里の家近くの田んぼに
たくさんのツバメが 飛んでいました。
ざっと30羽くらい。
飛び回って虫をとっています。
こちらがその映像。
むかしから「ツバメが低く飛ぶと雨が降る」と言われます。
その理由は、ツバメの餌になる虫が、低気圧が近づき湿度が高くなると羽根が重くなり高く飛べなくなるので、追うツバメも低く飛ぶため」なんだそうです。
それにしても、昨日はすごい雨と風でした。
そんな中、こんなに上手に飛び回れるツバメは、
優れた飛翔能力を持つ証し。
えさを採るのも 食べるのも、水浴びも飛びながら行います。
時速約200㎞の高速で飛行することもできるんだそうです。
親しみの深い鳥の一つではないでしょうか。
ツバメは、夏の期間を日本で過ごす「夏鳥」といわれる渡り鳥です。
フィリピンやベトナム、マレーシア、インドネシアなどの遠く南から
はるばる日本へやってきます。
この距離、およそ2000㎞~5000㎞。
日本で子育てし、
秋になると、また南方に帰っていきます。
小さな体なのに、すごいですよね。
ツバメがあえて人のいる場所に巣作りするのは、
外敵から身を守る為だと考えられています。
一方、人間にとっても、
田んぼの上を飛び回って害虫を食べてくれるため、益虫とされています。
おたがいにウインウインな関係ですね。
ツバメが過ごす日本の環境と海外の環境、
そのどちらもが、よりよい形で残っていくことを願っています。
里の家スタッフ