2022年12月16日金曜日

シモバシラ(シソ科の多年草)の冬化粧!!

  公園の秋を彩っていた木々も葉を落とし、いよいよ冬本番。

これから冷え込みが強まると、谷の家の花壇にある「シモバシラ」(シソ科の多年草)の根元が、幾重にも重なった美しい氷晶(霜柱)でおおわれます。 

撮影日:2021年12月20日
 この現象は、「シモバシラ」の茎の水分が

寒さでって茎を裂き、水分がにじみ出すよ

うに凍りながら、幾重にも重なったフリル状

氷晶ができるものです。(※このことから

植物名が「シモバシラ」と名付けられまし

。)


撮影日:2021年12月20日

 きれいな氷晶が見られるのは、初めての寒波

冷え込み、気温が氷点下まで下がった早朝

です。

 このようなみごとな氷の芸術が見られるの

は、初霜柱ができてから年末頃までのしばらく

期間です。それは、氷晶ができるたびに、

茎が裂けて水分がなくなっていくため、茎が

乾いてしまうといくら冷え込んでも氷晶はで

ないからです。


撮影日:2021年12月27日

 参考 令和2(2020)年の初氷晶 1218日

    令和3(2021)年の初氷晶 1216

    ※見頃は、年末頃まで   

 

 さて、今シーズンは、どんな氷の芸術が

出現するか楽しみです。 

  今後、「シモバシラ」の着氷状況につ

きまして は、ブログで随時お知らせします。

  きれいな氷晶をご覧になるには、朝のうちにおいでください。谷の家の開館時間は、午前9時です。開館前は、門の脇の竹垣越しにご覧いただけます。 

                               谷の家スタッフ