2021年1月28日木曜日

クビキリギス 


今日は一段と寒いですね。

虫たちは冬どうしているのかなって思いませんか?

先日の少し暖かかった日に
里の家の前で クビキリギスを見つけました。
寒いからでしょうね、カメラを近づけて撮影しても、じっとしていました。


クビキリギスは、見てのとおりバッタの仲間(広い意味で)です。
その多くは、卵で越冬しますが、いくつかは幼虫や成虫で越冬します。
クビキリギスは、成虫越冬する種になります。

クビキリギスは、体色が緑色、褐色、赤色といろいろなタイプがあり、
この子は緑色型ですね。
春になると、夜「ジーーーー」と大きな声で鳴きます。
よく似た種にクサキリがいますが、こちらは卵で越冬します。

このクビキリギス、噛まれると血が出るほど あごが強いので、要注意です。
この写真では見えませんが、口のほう(大あご)は赤くなっています。
そして頭はしゅっととがっています。
冬は落ち葉などの下にじっと隠れていることが多いのですが、
先日はちょっと暖かかったので出てきたのかしら。

クビキリギスくん、会えてよかったよ。
がんばって冬を越してね。


おまけ
同じく成虫越冬するチョウ
ウラギンシジミ